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一般社団法人
日本マインドフルネス精神療法協会
Japanese Association of Mindful Psychotherapy (JAMP)
*** (M-9)支援の開始 ***
【マインドフルネス心理相談員の講座を受けた方へ】
スキルを向上させながら、活用なさる方法
1)近所の学校や病院、福祉施設で、ボランティアでサービスさせてもらう。 予防的な心の健康体操。呼吸法、脳トレの手足運動、体操。
2)近所の人に呼びかけて、心の健康体操。予防的。心の学習(本をテキストに)、呼吸法、体操。
3) 【治す援助】は、多勢のクライエントでなく、 一人のクライエントに10か月援助してみるのがやさしいスタートです。
下記をご参考に。
◆
(M-9a)紹介があれば引き受けます
マインドフルネスによる支援を受けたいといううつ病の人から希望がよせられます。 マインドフルネス心理相談員の講座を受けた方で、個別面談で、ひき受けてくださるかた、おられましたら、ご連絡ください。〇〇県(このあたり)を引き受けると、登録しておいてください。希望がありましたら、おしらせいたします。
相談員はホームページなどで告知しない方式です。
メールで、当事者同志、事前に条件を確認してから開始してください。
◆
(M-9b) チームで始めよう
講座を受けたけれど、ほかの人といっしょに活動したい人、集まって相談しませんか。こちらで発足会議をセットしてもよろしいです。一人で開始するのが難しい場合、チームを作り次のように行うとスタートできるでしょう。
二人から始められます。都合が悪い日には、相手に頼めるので楽です。援助もチームの合議で行うので頼もしいです。一人の責任が重くありません。
誰かが代表になる。
IT(募集、案内のホームページなど)は得意な人が行う。
会場は、公的な場所でも、喫茶店でも、目当てのところを見つける。相談員の都合のいいところが長続きします。たくさんあります。(私はファミレスか喫茶店の割合すいている2-4時に行っていました)
個人面談の援助がやさしいので、これからスタート。 多くを扱わずに、最初の10か月は、一人だけのクライエントにするつもりで。 少なくとも半年は、クライエント一人だけでもいい。 面談も一人が難しいならば、最初は2人の相談員で行う。 症状を聞く、SIMTの理論の簡単説明、呼吸法の実習、課題(各セッション)の説明。
次回に、スケジュール表を提出されたら、チームのミーティングでアドバイスを合議制で決めて、後日メール、または郵送する。
スケジュール表のアドバイスは、その面接時限り、という方法もある。さっとみて、実施状況を把握して、質疑応答でアドバイスする。
予防的な実習でもできます。その場合には、「治す援助ではないこと」を明示します。
相談料は自由に設定できます。心理カウンセラーの相場でいいでしょう。相談料は、必ず事前に説明して同意を得ておく。これ以外に請求されることはないと明示する。
★(M-9c)次の講座からは、最初から、チームでカウンセリング組織を作ることをめざしましょう。講座開催中に、 チーム結成を相談しましょう。
☆上記のどれでも、チームで開始したい希望がある方は、こちらに(マインドフルネス総合研究所か当法人のメールに)ご連絡ください。打ち合わせの集まりをセットします。
★まだ、理解と実習が不足だと思うかたは、テキストを復習し、SIMT友の会にご参加ください。 次の内容をよく理解し、実習しないと、他者の支援に乗り出す自信がわかないのは当然です。
うつ病の症状
うつ病が起きるわけ、持続するわけ
呼吸法の効果
呼吸法と同時に行う自己洞察法(セッション1から10)の仕方
呼吸法、自己洞察法と脳神経生理学的な関係
意志作用の哲学(*)
セッション1から10までの課題を自分で充分実践した
意志作用の哲学(*)という点は、 叡智的自己レベルのSIMTは、意志的自己レベルのSIMTを包含しますので、SIMT友の会 に参加なさると実力がついてくるでしょう。マインドフルネス精神療法研究会に加入なさっても、友の会に参加できます。
〇マインドフルネス精神療法・心理療法が患者さんに知られていないから、希望が少ないですが、潜在的な需要はかなりあるのです。うつ病、PTSD、パニック症、広場恐怖症が治らない人が多いのですから。