|
日本マインドフルネス 精神療法協会 |
Japanese
Association of Mindful Psychotherapy |
*** マインドフルネス精神療法研究第4回発表大会 *** |
★第5回発表大会 ⇒こちら 2019年5月18日(土)の予定です ★第4回発表大会(終了しました) 大会についてのブログでの追加のおしらせ ◇開催日:2018年5月19日(土) 午前10時(開場9時30分)〜午後4時30分
会場:7階、7B 定員:70名 参加費:一般 2000円(会員は割引があります) (ご参加の受付のメールの後、こちらの銀行口座にお振込みください。) ☆プログラム (講演・発表) 基調講演: 中安浩介(なかやす こうすけ)先生 (内科医師、マインドフルネス瞑想療法士、うつ病をわずらった医師が、 マインドフルネス瞑想療法士として活動している。) 講演題目: 「人の認識プロセスから、叡智的自己、人格的自己の説明を試みる」 発表予定: ★うつ病からの完治へ(原田百合子) マインドフルネス心理療法でうつ病を治した体験を語る。 職場のストレスからうつ病に。仕事に行けなくなるほどだったが、 マインドフルメイトのセッションの参加から減薬に至り、 現在は断薬、普通の生活を送っています。現在、マインドフルメイト理事 ★私の活動報告と工夫したこと(羽利泉) 北陸マインドフルネスセンターでの支援を通して、自己洞察瞑想療法(SIMT)を「治療法」ではなく「学習法」と捉えなおし、10ヶ月間の課題実践の継続意欲を維持する介入技法について発表をする。 うつ・不安障害などの精神疾患のクライアントを初めて支援するマインドフルネス瞑想療法士の中には、支援プロセスがイメージできず、SIMTの展開に踏み出せないという方もいるのではないだろうか。 そこで、「積極助言」をコアスキルとするSIMTの支援プロセスの中で、支援者はクライアントに対して、工夫できる関わりを、ポール・ハーシー(Paul Hersey)とケネス・ブランチャード(Kenneth H Blanchard )が提唱するS L理論:状況対応型リーダーシップ(Situational Leadership)理論を参考に検討する。なお、本発表では、「産後のうつ」と「非定型うつ」傾向のあるクライアントの支援を事例とする。 何をどう教えるかを切り口に、MMT自身が、自分をよりよく活かし、クライアントの良き伴走者となっていくかについて、参加者と共に考えてみたい。 ★自己洞察瞑想療法からみた神谷美恵子『生きがいについて』(堀井一弘) 自己洞察瞑想療法の視点から神谷美恵子の『生きがいについて』を紹介する。 日本マインドフルネス精神療法協会代表の大田健次郎は、神谷美恵子を 深い自己を探求した日本人の一人だとしている。 実際、『生きがいについて』には叡智的自己や人格的自己の水準にまで迫る思想が 見出される。 また、この著作で描かれる生きがい喪失者が新たな生きがいを見出す過程は、 自己洞察瞑想療法におけるクライエントの回復・成長過程とも重なり合う。 『生きがいについて』は、自己洞察瞑想療法における深い水準の自己と、 クライエントの回復・成長過程をよりよく理解するための手がかりとなるはずである。 本発表では、神谷美恵子の経歴を紹介し、その生きがい論の中から、 自己洞察瞑想療法における叡智的自己、クライエントの回復・成長過程、 人格的自己を多角的に理解するための手がかりを示したい。 ★『うつ病からの完治を目指す』(佐藤福男) マインドフルネス精神療法を用いて、うつ症状や不安症・PTSDの改善、完治を 目指して活動して8年余り。600名程の相談、360名程の方をサポート。 セッションに参加をするクライアントが、「どうする事が完治に向かって行く事が 出来るのか」に付いてクライアントの実例も含めて話す。 ★非定型うつ病の改善に効果あるマインドフルネスSIMT(大田健次郎) 非定型うつ病は治りにくいが、マインドフルネスSIMTでは、治るひとが多い。 なぜ、SIMTには、そのような特徴があるのか。 深い自己を知らず、自己嫌悪もあります。ボーダーライン、虐待された人、 性犯罪被害者にもあります。深い自己をしることが苦からの回復につながるはずです。 西田哲学、日本にあった深い自己の階層の哲学にも触れます。 非定型うつ病が治らないかた、ご家族、医療関係者、宗教者のご参加もどうぞお願いいたします。 ★パネルディスカッション 発表者全員と会場の参加者との質疑応答を主として。 ★カウンセリングと講座の案内(事務局から) 患者さん家族向け支援するマインドフルネス瞑想療法士、 専門家向け(講座、うつ病のマインドフルネスSIMTの臨床試験を受けてくださる病院にお願い) ◆申し込み
◆主催:日本マインドフルネス精神療法協会 後援:マインドフルネス総合研究所 |
·
発表内容の一部は、機関誌『マインドフルネス精神療法』第4号に掲載されました。
☆機関誌『マインドフルネス精神療法』
⇒★ご購入方法