一般社団法人 |
日本マインドフルネス精神療法協会 |
Japanese
Association of Mindfulness Psychotherapy (JAMP) |
*** 自己洞察瞑想療法(SIMT) ***
自己洞察瞑想療法(SIMT)は、日本で開発されたマインドフルネス精神療法(心理療法)の一つ。
( SIMT:Self Insight Meditation
Technology/Therapy )
精神疾患の改善(セラピー)の段階(意志的自己レベルのSIMT)とそれを越えたマインドフルネス(叡智的自己レベルのSIMT、人格的自己レベルのSIMT)に接続しています。
(注)欧米のマインドフルネス(無評価で観察の瞑想)には、批判が起きています。
欧米のマインドフルネスは、意志的自己レベルでもなく、浅い感覚的自己レベル
欧米のマインドフルネスは、「治す」精神療法にはならなかった(うつ病の再発予防)
☆薬物療法との併用
SIMTは、薬物療法を受けながら並行して実践すると、よく改善しています。
非定型うつ病、PTSDなどにも改善効果がみられました。
薬物療法との併用をおすすめします。
治った後、希望者はさらに叡智的自己、人格的自己のSIMTで自己成長のトレーニングができます。
SIMTが適用される主な領域
瞑想でない時の自己内面の観察=至誠であるかどうか評価しつつ見て考え行為
欧米のマインドフルネスは第3世代のCBTと呼ばれたが、効果と倫理性に問題
この記事の中に、次のリンクあり
★マインドフルネスSIMTの核心
差別、事件、事故、過失、他者を不幸にするエゴイズムの言葉・行動は行為時に起きる
(第3世代の「マインドフルネス」は、瞑想時に、「無評価」の観察だけを強調。行為時の自己内面の観察を言わない。)
マインドフルネスSIMTは「第4世代」
瞑想中ではない仕事・対人行動(=ポイエシス)の時に、内面の自己の心を観察(プラクシス)していること。自己中心(エゴイズム)の心理で見ていないか、考えていないか、行為していないか常に観察し、エゴイズムの行為を抑制
【詳細】第4世代の認知行動療法としてのSIMT(自己洞察瞑想療法)
特に、下記。マインドフルネスSIMTは、「プラクシス」が核心。それは、すべての産業活動(ポイエシス)の時に、内面の観察・エゴイズムの抑制(プラクシス)
(18)ポイエシスとは
(19)プラクシスとは
(20)ポイエシス即プラクシス、プラクシス即ポイエシス
☆(図)現実は生産と消費の世界 種類や品質が評価される
★宗教と一線を画す=さまざまな分野の人がマインドフルネスの活用できるように
宗教の思想や教え方は、狭い集団内の人しか実践しにくい方法となり、一般の人の苦悩解決支援(慈悲の実践)を重視しなかった歴史がある
★エビデンス・SIMTの改善効果
★自己洞察瞑想療法(SIMT)の概要
★うつ病や不安関連の精神疾患を改善するためのSIMTは10段階
各セッションを1カ月実践します。それでようやく、うつ病や不安症、PTSDなどが軽くなります。
★セッション1 セッション2 セッション3 セッション4 セッション5
★セッション6 セッション7 セッション8 セッション9 セッション10
⇒自分や他者を傷つける本音と感情(カウンセラー講座テキスト『日記の書き方・日記指導』より)
⇒本音と感情 ⇒ブログで紹介
⇒他者を傷つけるエゴイズム・本音の観察2 ⇒ブログで紹介
★さらに深い叡智的自己、人格的自己のマインドフルネス
日本的マインドフルネスは、すべての人が各人の人生価値を実現して幸福になれるような心の用い方を洗練させていきます。
☆人生価値
☆人格的自己は宗教的レベル=死の問題、ターミナルケアの支援
★詳細、具体的な手法を記載した本
『うつ・不安障害を治すマインドフルネス―― ひとりでできる「自己洞察瞑想療法」』(著)大田健次郎、佼成出版社
『 不安、ストレスが消える心の鍛え方―― マインドフルネス入門』(著)大田健次郎、清流出版
病気でない人が行うマインドフルネス、または、病気でも深い精神にねざす可能性のある問題の解決へのマインドフルネス
大田健次郎(2022)『「死」と向き合うためのマインドフルネス実践』佼成出版社
人格的自己レベルのマインドフルネス。日本人が探求してきた深い自己を坐禅でもなく、公案でもなく、
後期西田哲学の実践論の精神療法として実践する
☆蓮田市立高齢者福祉センター実践実修
★すべての人が人生価値を実現していく時の、共通の心の観察・使い方
⇒人生価値